ワンカット撮影のMV(ミュージックビデオ)ベスト10 人気曲、定番曲、隠れた名曲ソングリスト その2

songreview
 

第1回の閲覧者数は全然ふるわなかったのですが、私があまりにもワンカットMV(ミュージックビデオ)が好きなので、メモ的な意味も込めて紹介を続けます。


第1回のワンカットPV(プロモーションビデオ)のソングリスト


小学生の頃からミュージックビデオ(当時はプロモーションビデオとかPVとか言った)が好きです。

特にワンカット撮影(途中でカメラを止めずに撮影したもの)で勢いと工夫があるやつが好き。

ワンカメラ、ワンテイクで長回しという、みんな同じ土俵でどういう相撲を撮るのか?っていうのを見比べてホクホクと楽しんでいます。

自分でもできそうな低予算ものから、手間隙と予算がかかった凝ったものまでお気に入りを10個リストアップしてみました。

同じアーティストの作品ばかりになると面白くないので、1アーティスト1作品という自分内ルールを制定し、厳選しました。


その1

アーティスト:Bob Dylan(ボブディラン)

タイトル:Subterranean Homesick Blues

若かりし日のボブ・ディランのなんと美しいことか!

元祖ワンカット。

というか元祖MVなのかも。

いろんなミュージシャンがディランのこの作品のオマージュとして、フリップをめくっていく作品を作っています。

(予算がないときに応用が効くってのもあるかもしれないけど)


その2

アーティスト:三浦大知(みうらだいち)

タイトル:U

歌って踊れるミュージシャン日本代表、三浦大知の2017年にリリースされたシングル。

曲はミディアムテンポで、凝った音のつくりだけどゴテゴテしてなくて風通しが良い感じで、爽やかな曲調で素敵だし、そして何より歌が甘くて上手です。

前半グリーンバックの前でダンスをしていてデジタルの加工がされていますが、一番のサビでスクリーンをめくると、そこには広々としたスタジオと4人のバックダンサー。

手間隙とダンスの完成度、随所にちりばめられた工夫に脱帽のMVです。


その3

アーティスト:菅田将暉(すだまさき)

タイトル:呼吸

MVの作りとしては大したことないけど、菅田将暉が美しくて見応えあります。

あまりにも流行りの歌をあてがわれてる感が強すぎて、菅田将暉最高かわいい言うてたサブカル女子が、バンプオブチキンのモノマネだのラッドウィンプスのモノマネだのディスりはじめてしまい、そこそこのセールスをあげているものの、予想外の逆風に立たされている感が否めない。

バンプとラッドに比べたら歌詞が綺麗事すぎるのが敗因の一部ではないかと思われます。

菅田将暉がMステに出てたのを一度見たのだけれど、他の歌手たちがほとんど口パクでCD音源を流して歌っているフリをしている中、本当に歌っていてすごく感動したのです。

高音とかはあんま出てなかったけれど、歌もそこそこ上手だったし、何よりやっぱり俳優なので唄に叙情性があって、十分聴くに耐える歌でした。

えらい長く書いたけど、つまりは頑張って欲しいです。

応援してます。


その4

アーティスト:小沢健二(おざわけんじ)

タイトル:痛快ウキウキ通り

編集で映像をダブらせてありますが、ワンカット撮影だと思われます。

平成の王子様として、サブカル女子だけでなく日本中の女性を虜にした小沢健二、全盛期の冬シングルです。

もちろん私も大ファンで、この曲のシングル買ってたなぁ。

Mステでこの曲をタモリが本人に向かって絶賛していたのを覚えています。

歩き続けるオザケンの背景がぐるぐる巡っていくというもの。

ありがちなワンカット設定ですが、ホーンセクションが賑やかで楽しげな楽曲にぴったりの、コミカルな雰囲気が良いです。


その5

アーティスト:あらかじめ決められた恋人たちへ

タイトル:Back

ワンカット&逆再生で、街を歩き回る作品。

低予算だけど、すごいしっかり工夫されていて目に楽しい名作だと思います。

これ、みうらじゅんの実家の近所で、私が育った街の近所でロケしてるんですよ。

エキストラ募集をSNSで見かけていてすごく行きたかったんだけど行けなかったの。

本当に素敵な作品なので出演できなかったことをすごい後悔しています。

ラストに声の小さなシンガーソングライターのゆーきゃん(かわいい。大好き)がチラリと登場しています。

この後そっくりな作品を2つ紹介します。


その6

番組名:まほろ駅前番外地オープニング(まほろえきまえばんがいち)

タイトル:ビューティフルドリーマー

1分あたりからはじまるオープニングの動画がそっくりです。

スポンサーリンク

 

それもそのはず。

同じ柴田剛監督です。

多分、あら恋の「back」を見たドラマ制作陣から同じような作品をオファーされて作ったものと思われます。

街を逆再生で歩き回るのが瑛太と松田龍平という豪華な2人なのと、予算が多くてエキストラが多いところが特徴です。

私はこのまほろシリーズが大好きです。


番外編

アーティスト:フラワーカンパニーズ

タイトル:ビューティフルドリーマー

これまたそっくり。

それもそのはず。

なんと全部同じ監督です。

はい、柴田剛監督です。

「まほろ駅前番外地」のオープニング曲だったので、ドラマのオープニングムービーと互換性を持たせるべく制作されたのではないでしょうか?

違うところは商店街がアーケードタイプなところと、部分的につなぎ合わせてあり、ワンカメラでもなく、ワンカットでもないところです。

なのでこれはノーカウント。


その7.

アーティスト:みるきーうぇい

タイトル:カセットテープとカッターナイフ

今日本で最も人気のある映像作家の1人寿司くんの初期監督作品。

みるきーうぇいも最高だし、寿司くんも最高だし、非の打ち所がない名作だと思います。

もし私が中学生だったらみるきーうぇいに夢中になっただろうなあと思います。

アラフォーになった今でも聴くたびにキュンキュンして、苦しい時にはみるきーうぇいの音楽にすがりそうになるもん。

もっともっと売れて、たくさんの悩める思春期たちを支えて欲しいです。


その8

アーティスト:斉藤和義(さいとうかずよし)

タイトル:ひまわりの夢

大杉漣がワンカットで踊り続けるという素晴らしい作品です。

手間も暇も予算も何もかかっていない、ノリ一発の作品ですが、大杉漣が頑張って踊っていて、それがかわいいので最高です。

渋い役者がコミカルにあたふた踊る姿と、斉藤和義の愛嬌のある声が、見る人を幸せな気持ちにしてくれます。

歌詞の「チョコレートアイスクリーム」っていう部分とか、最高ですよね。

かわいいワードが詰め込んであって、斉藤和義による悩める大人のための童謡なのかな。


その9.

アーティスト:Taylor Swift(テイラースイフト)

タイトル:We Are Never Ever Getting Back Together

テイラースウィフトの代表曲もワンカットです。

カントリー ミュージックをサンプリングして作った音が耳に気持ち良い曲です。

サビは思いっきりキャッチーでこれが流行らずして何が流行るって感じですね。

セットのインテリアがすごくかわいいし、映像も随所に工夫が凝らしてあり、ストーリー仕立てになっていて、カップルの痴話喧嘩のやりとりも面白いです。

テラスハウスを能動的に見たことはありませんが(テレビがつきっぱなしでなんとなく見たことは多分何回かあると思う)、なんかこの曲を聴くとすごいテラスハウスを思い出します。

それにしてもテイラースウィフトかわいいなあ。


その10.

アーティスト:ナードマグネット

タイトル:Mixtape

低予算をアイデアでカバーするどころか、低予算を逆手に取ったエンターテイメントに仕立て上げている素晴らしいMV。

こんなもん見せられて音楽好きが反応しない訳がない。

名盤のアルバムジャケットのオマージュを全編にちりばめて、そのチョイスのセンスも抜群。

そして、何より曲がかっこいいもん。

しかも音楽好きなら歌詞マジでたまらんもん。

やばいわ〜


このリストを書いた人:清水はなこ

めぐれるの文章を書いている人。 京都生まれの京都育ち。 だが、旦那が転勤になり2017年の春より東京在住。 座右の銘は「三度の飯よりロッカバラードが好き」。 趣味はセルフリノベーション。

スポンサーリンク

About めぐれる 282 Articles
京都発!めくるめくめぐりあいフリーペーパー「めぐれる」による、webマガジンです。 京都の街と人と店と音楽と映画と美味しいものやもろもろが、あちこちでまぜこぜにめぐりあいます。