今までめぐれるに関わってくれた人や、これからめぐれるといろいろおもしろいことしてくれる人に「2017年の3曲」を教えてもらいました。
中には3曲ない人や、3曲以上ある人もいますが、どれもその人の好みが出ている面白いソングリストとなっています。
ぜひぜひご覧ください。
今回はひょんなことでTwitterでつながったバンド「長靴をはいた猫」の登場です。
2017年に結成したまだできたてほやほやのバンドですが、下北沢を中心に勢力的に活動中です。
なんとメンバー3人が2曲ずつ紹介してくれてます〜。
つまり今日は2曲×3人で6曲紹介ですよう。
このリストを書いたバンド:長靴をはいた猫
2017年3月Vo.&Gt,鶴とDr.イノウエケンイチを中心に結成。
同年10月より下北沢を中心に活動開始。
自主制作MV”勿忘草”は公開から3ヶ月と経たずに10000再生を突破。
12月より1st.EP『藍微塵の花言葉』をタワーレコード渋谷店、ヴィレッジヴァンガードアメリカ村店にて数量限定販売中。
Gt.ヤナギの2曲
その1.
Halo at 四畳半
アストレイ(Halo at 四畳半の2ndミニアルバム『innocentpia』に収録。)
<動画がないのでHalo at 四畳半の最新MV載せときます>
軽やかなギターパートと、童話の様な世界観の歌詞、跳ねるようなリズム隊が混ざり合い、明るく楽しい、という言葉がぴったりの曲。
初めて聴いたときはそこまで響かなかったが、1年くらい前に聴き直したときに、特にギターソロにみられる、フレーズの複雑さ、音数の多さ、という要素を含みつつも聴きやすく、キャッチーでなおかつカッコいいギターパート。
これを聴いてこのバンドをよく聴くようになり、初めて『なりたいギタリスト』というのを意識するようになった。
その2.
the cabs
僕たちに明日はない(the cabsの1stミニアルバム『一番はじめの出来事』に収録。)
cabsは名前を知っているだけで曲は聴いたことがなかったが、とある先輩の勧めで聴いたところ、とても好みでハマってしまった。
特にこの曲は、歌詞のメッセージ性、ギターのアルペジオ、ドラムの不規則的なビートなどの、cabsの”らしさ”を詰め込んだ曲だ。
しかし自分はやはりサビの叙情的な歌詞と、メロディラインが絶妙であると思う。
一瞬で、歌詞とメロディが記憶に刻まれるようなこの曲は、単純に自分が目指す音楽の形にとても近いものだった。
Ba.あんじーの2曲
その1.
The Beatles
I Am The Walrus
ビートルズが1967年にリリースしたマジカルミステリーツアーというアルバムに収録されている一曲です。
前衛的で好きです…
恐らくこの時代に誰もやらなかったことをやっているし(歌詞やサウンドの作り方)
音楽が自由だということをわからせてくれます!
本当にこの時代にこんな曲ができたというのは凄いことだなぁと思いました…
他にもそんな曲がありますが、今回はこれをピックアップしてみました。
その2.
PUFFY
これが私の生きる道
奥田民生さんが楽曲提供しましたが、彼は一人一人の歌うパートよりも、二人でハモらず一緒に歌う声に魅力を感じてプロデュースしたそうです。
そしてこのヒット作を作り、PUFFY自身もアメリカで人気になったりして凄いです。
たまたま聴いてハマりました。
休日な感じがして気持ち良くなります、ブームです。
Dr.イノウエケンイチの2曲
その1.
été
眠れる街の中で
雑踏の中「足音だけが響く街、」と始まる一曲。
単調なピアノや乾いたギターの音が、静かで冷え切った深夜帯を想起させる。
“総武線の線路上”や”赤に変わる信号”などの情景描写がストレートに耳に入ってくるのもポエトリーリーディングならでは。
そんな眠れる街は中盤でドラムを挟んでガラっと雰囲気を変える。
是非とも丁度今ぐらいの寒い季節、夜中に歩きながらイヤホンで聴きたい。
その2.
Mili
Unidentified Flavourful Object
跳ねるようなピアノの旋律が印象的な一曲。
略してUFOだが決して”Unidentified Flying Object(未確認飛行物体)”ではなく”未確認美味物体”である。
ストリングスは楽曲に気品をプラスしており、中盤で荘厳な一面を見せる。
軽快な「ルララリルリラ」のメロディーも相まって、思わずスキップしてしまうような仕上がり。
自分はこういう曲が好きなんだなあと再確認させられた。
長靴をはいた猫のライブスケジュール
1月18日(木) 下北沢MOSAiC
1月28日(日) 下北沢mona records