【後編】「高木まひことシェキナベイベーズ」5年ぶりのニューアルバム「S」発売記念、高木まひこによる全曲紹介

高木まひことシェキナベイベーズインタビュー
 

三夜連続特集、本日が最終日です。

昨日、一昨日のインタビューを読んでいない方はまずはこちらからどうぞ。

 

【前編】「高木まひことシェキナベイベーズ」
5年ぶりのニューアルバム「S」発売記念、高木まひこインタビュー

 

【中編】「高木まひことシェキナベイベーズ」
5年ぶりのニューアルバム「S」発売記念、高木まひこによる全曲紹介

 

高木まひことシェキナベイベーズのニューアルバムの「S」には、素敵なナンバーが13曲入っています。

先入観なしで聴いてももちろん素敵なのですが、せっかくなので1曲ずつ曲作り秘話や裏話を伺いました。

本日は7曲目から13曲目まで分を掲載します。

(写真撮影:牧野裕也/STUDIO DAY-PASS)

 

昨日公開したおまけ動画は昨年12月28日の「バンドマン」のファンダンゴライブです

 


7.妹お兄さん 作詞・作曲:高木まひこ・ミトモ

 

—バリバリにノリノリのナンバーですね。

 

高木まひこ:これはミトモと僕の共作で。

はっきり言うと、勢いです。

 

—笑

 

高木まひこ:フレキシブルって言いたいだけっていう。

内容もありそうで全くなかったり、なさそうであったり。

聴く人の自由です。

まあ、フレキシブルです。

 


8.ランちゃんのTシャツ 作詞作曲:高木まひこ・山川のりを・酒井ヒロキ・ミトモ

 

—この曲は、ギターパンダのライブで、山川のりをさんがよく歌っていますよね。

 

高木まひこ:これは山川のりを(ギターパンダ)さんとの共作です。

確か、2012年とかに作りました。

ギターパンダの「ロッキン・イン・ザ・パンダワールド(2012年リリース)」っていうアルバムにも入ってます。

一緒に共作したんですけど、シェキナでは録ってなかった。

のりをさんとは違うアレンジのバラードになりました。

 

—ランちゃんは実在の人物なんでしょうか?

 

高木まひこ:ほんとは実在するんですけど、実在するって言い切っちゃうとイメージがかたまっちゃう。

なので、中国人のランちゃんとの物語ということで。

実在のランちゃんを知ってる知り合いもいるんですけどね。笑

 


9.その手を 作詞:島袋 優・高木まひこ 作曲:島袋 優

 

—むせび泣くようなギターからはじまる、スタンダードなブルースのバラードナンバーで。この曲最高ですよね。形式美から滲み出る、シェキナらしさみたいなのを堪能できます。

 

高木まひこ:これはBEGINの島袋優さんとの共作です。

 

—なるほど、島袋さんとの共作だったんですね。BEGINは、沖縄っていうイメージが強いですけど、ブルースロックな曲もめちゃくちゃかっこいいですもんね。納得です。

 

高木まひこ:この曲は優さんが作曲してくれてて、そのメロディに2人で歌詞を作って、レコーディングも大阪まで来てくれて、ギターを弾いてくれました。

昔からBEGINめちゃくちゃ好きなので、最初はずっと緊張してたんだけど、すごく優しく接してくれて。

嬉しかったです。

 

—さっきから、リクオさんにのりをさんに、BEGINの島袋さんって、錚々たる名前が飛び出してますよね。

 

高木まひこ:2017年にリクオさんとやってるイベント、HOBO CONNECTIONにお誘いしたんです。

そしたら、快くオッケーしてくれて。

出会いをくれたリクオさんにも感謝です。

そこからすごい意気投合して。

 

—そうなんですね。

 

高木まひこ:この曲は手のぬくもりを歌った、恋愛の曲なんですけど、もういっこの大きいテーマが大阪なんです。

僕はもちろん十三っていう街が好きで、大阪で暮らしているんですけど、優さんも昔から大阪が好きって言ってくれて。

2人共が、この街に根付いたソウルとかブルースとかが好きで。

 

—歌詞中にも憂歌団の曲が登場してますよね。

 

高木まひこ:そうそう、憂歌団とかSouth To Southとか、有山じゅんじさんとか、木村充揮さんとか、関西のブルースをすごい好きで。

 

—好きそうですよね。BEGINのデビューシングルの「恋しくて」とか、メロウなロッカバラードに泣きのギターのコントラストがすごくて、めっちゃブルース色強くて、当時私は中学生だったんですけど、かっこいいブルースのバンド出てきたなあって思いましたもん。

 

高木まひこ:優さんの大阪、僕の大阪っていうものを打ち上げで喋ってたら、シェキナに大阪ソングがあったらいいんじゃないかっていう話になって。

そこから、一緒に書こうよってなったんです。

 

—なるほど。2人にとっての大阪が歌詞に反映されてるんですね。

 

高木まひこ:大阪の情景とかをイメージすると、歌詞とかメロディーとかは、哀愁がある感じになりました。

僕でいうと、人情とか寂しさ、お酒のにおい、ピンク街のネオン、十三大橋からの夕暮れみたいな。

十三が舞台の曲になったなぁって思います。

一言でいうと大阪愛。

 


10.氷の女王様 作詞・作曲:高木まひこ

 

—疾走感のあるポップなナンバーですね。

 

高木まひこ:この曲のサビはずっと、頭の中にあったんです。

けっこう強烈な、キャッチーなメロディーだったので、ライブで盛り上がれる、速いテンポのアッパーな曲にしようと思いました。

この曲が浮かんだときに、「アナと雪の女王」っていう映画が流行っていて、あの中の女王は触れるものすべてを凍りつかせてしまうんですよね。

 

—まさかの、アナと雪の女王インスパイアなんですね。笑

 

高木まひこ:そういうイメージも含みつつ。

それだけじゃないけど、そういうのも含んだ曲です。

失恋ソングですね。

 

—失恋ソングだけど、茶目っ気があってかわいい曲ですよね。

 

 

高木まひことシェキナベイベーズインタビュー

 


11.ALOHA! 作詞:高木まひこ 作曲:酒井ヒロキ

 

—氷の女王様の次にALOHA!で、冬から夏にひとっとびっですね。遊び心のある曲順で。笑

 

高木まひこ:ヒロキとの共作です。

氷の女王様の歌詞にハワイって出てくるんですけど、そこからALOHA!に繋がっていく、曲順です。笑

聴くからに夏っていう感じの、海、夏、アロハシャツ、ビーチボーイズ、ビールみたいな。

夏にラジカセをかついで浜辺で聞いてください。

 


12.桜道—HANAMICHI—

 

—バスケットマンガ「SLAM DANK」の主人公、桜木花道のことを彷彿させました。スポーツぽい曲ですよね、勝利への花道って感じで。

 

高木まひこ:これは、実は、昔から交流のあるJリーグチームのセレッソ大阪のことを思って書いた曲なんです。

と言っても、僕が勝手に自分の想いを込めて作った曲なので、非公式ソングです。笑

あ、でもセレッソ大阪にはこんな曲作りましたってのは伝えてるので、大丈夫す。

 

—なるほど、サッカーでしたか。

 

高木まひこ:セレッソ大阪のセレッソは桜という意味があるので、桜って書いて、はなって読むことにして、桜道にしました。

造語です。

はなみちっていう言葉は、卒業とかの意味でも使うけれど、ここでは、自分が一番光り輝くという意味で使っています。

歌舞伎の世界のはなみちは、役者さんが一番スポットライトを浴びて、光り輝いている瞬間だし。

今年のセレッソ大阪は、ルヴァンカップ優勝とか、天皇杯優勝とか本当に輝かしいので。

僕も1セレッソサポーターとしてすげー嬉しかったです。

セレサポのみんなもスタジアムでシェキナの「ムーヴメンタル」を歌ってくれてて、これも本当に嬉しい。

これからも応援しています。

またスタジアムに歌いに行きたいな。

 

—この曲を聴くと昂ぶるというか、テンションが上がります。ライブでみんなでオイオイ言うのが楽しみで仕方ないです。

 

高木まひこ:オイパンクっていうかパンキッシュな、聞いてて盛り上がるような曲が描きたかった。

聴いてもらったらわかると思うんですが、伊東ミキオさんとホーンセクションが参加してくれていて、豪華感がすごいです。

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13.I Miss You, I Love You 作詞・作曲:リクオ

 

—最後の曲はしっとりとしたロッカバラードですね。ロッカバラードは曲の展開やリズムがどれもほぼ同じなので、そのしばりの中でアーティストの魅力を比較するのが楽しいんですよね。シェキナの優しさとか可愛らしさが出ていて、最高です。

 

高木まひこ:これもリクオさんが書き下ろしてくれた曲です。

王道のクラッシックなロックバラード。

 

これはもともとリクオさんと共作しようって言ってたのですが、リクオさんの筆が進みすぎたらしく、気が付いたらもうできてました。

僕の入る余地がなかった!笑

 

—笑。なんとかわいいエピソード。リクオさん最高すぎますね。

 

高木まひこ:生きてたら色々あるけど、スターティングオーバーみたいなメッセージが込められた歌です。

 


日本全国、君の街に行くからね

 

—ありがとうございました。ここまで読んでくださった方にメッセージをお願いします。

 

高木まひこ:たくさんの街に行きます。

西は鹿児島、東は山形、仙台まで、ソロも含めて今で30ヶ所くらい決まってます。

まだ増える予定です。

ツアーファイナルも決まりました。6月10日(日)梅田シャンングリラで「S」ツアーファイナルワンマンやります。

ホーンセクションにピアノに超豪華メンツで、シェキナDXでお贈りするんで、もう、何が何でも見に来て欲しいです、笑

日本全国、君の街に行くからね。

会えるのを楽しみにしています。 


高木まひことシェキナベイベーズホームページ


高木まひことシェキナベイベーズニューアルバム「S」特設サイト


高木まひことシェキナベイベーズTwitter


【前編】ニューアルバム「S」発売記念、高木まひこインタビュー


【中編】ニューアルバム「S」発売記念、高木まひこによる全曲紹介


プロフィール

浪花が生んだ「ヨドガワサウンド」
大阪・十三を拠点に全国で活動する4人組バンド。2006年結成。高木まひこ(Vo)、酒井ヒロキ(Gt)、ミトモ(Ba)、ツルタハヤト(Dr)。Rock’n’Roll、Rockabilly、Blues、Soul、といったルーツミュージックを愛しつつも、軽快でPOP、斬新でシュール、何より言葉を大事にし、エンターテイメント性の高いライブパフォーマンスとVo高木まひこの唯一無二の独特な声は、聴く人の心をハッピーにする。メンバーチェンジなし、結成からずっと同じ4人でやってきた息の合ったライブは必見。
また、過去にはラジオへのレギュラー出演や、Jリーグチーム「セレッソ大阪」への楽曲提供&アンセム斉唱など、音楽の幅を広げて様々な活動をしている。昨年2016年に結成10周年を迎え、それを記念しての梅田クラブクアトロワンマンライブは大成功。現在までにフルアルバム3枚、オムニバス参加2枚、ライブDVD3枚をリリースし、来年1月には5年ぶり4枚目となる待望のニューアルバム「S」を全国発売。


高木まひこ特選ライブスケジュール

あまりにもライブが多いので、ピックアップしてもらいました。

すべてのライブスケジュールはこちらから確認していただけます。

 

●2018/2/12(月・祝)大阪ハウリンバー【シェキナパーティハウリンバー21thスペシャル2マン※50名限定ライブ】OPEN19:00/START20:00

w/The Blues One Nights

博多から!The Blues One Nightsをお招きしてのスペシャル2マンが決定!!!!見逃し厳禁!ビートに酔いしれる夜を(ライブの予約と詳細はこちらから

 

●2018/2/15(木)タワーレコード難波店 5Fイベントスペース【ミニライブ&サイン会 】20:00スタート 

タワーレコード難波店でインストアライブが決定!タワレコ限定特典シェキナ缶バッジをプレゼント!(ライブの予約と詳細はこちらから

 

●2018/2/18(日)高円寺JIROKICHI【4th NEW ALBUM「S」レコ発スペシャルワンマン!!!!〜シェキナがやって来る、S!S!S!〜】OPEN18:30/START19:30

special guest/伊東ミキオ(ライブの予約と詳細はこちらから

 

●2018/2/23(金)京都磔磔【4th NEW ALBUM「S」レコ発ツアー 2マンライブ】OPEN17:30/START18:30

w/片山ブレイカーズ&ザ☆ロケンローパーティ(ライブの予約と詳細はこちらから

 

●2018/2/24(土)岡山MO:GLA【「4th NEW ALBUM「S」レコ発ツアー!!!!」〜シェキナとリクオのシェイクイットハロー2マン〜】OPEN18:00/START18:30

w/リクオ(ライブの予約と詳細はこちらから

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