【第2回】バンヒロシ、マーク・ボランを叱る / Bambino「お座敷ロック」発売記念バンヒロシさんド短期連載

 

京都のお座敷ロックンローラーバンヒロシさん率いる、Bambinoのニューアルバム「お座敷ロック」が4月11日に全国流通開始です。

それを記念して、バンヒロシさんにアルバムについてのインタビューを伺ったのですが、その後の雑談に登場した話があまりにも面白かったので、ロック都市伝説好きとしては「めっちゃ面白い!広めたい!」というのもあり、バンちゃんファンとしては「この話聞いたら、バンちゃんのこと知らない人もバンちゃんの音楽聞きたくなるんとちゃうかしら?」というのもありで、アルバムのインタビューを掲載する前に伺ったいろいろなアーティストとのふれあいエピソードを紹介していこうかと思います。

 

 

バンヒロシが、T-REXのマーク・ボランを叱った話

 

バンヒロシ:中学時代はグラムロックが好きで。

マーク・ボランとディッド・ボウイとエルトン・ジョンがアイドルでした。

マーク・ボランは、もともとパーカッションのミッキー・フィンと2人でアコギで演奏するティラノザウルス・レックスと言うグループだったんだけど、地味過ぎて歌詞も難解であまり売れてなかった。

 

<地味なアコースティックバンドの頃>

 

それが、トニーヴィスコンティに見出され、アコギからエレキに持ち替え、派手派手メイクして電気の武者っていうアルバムを出したら大ヒット。

ギターリストっていうよりギターをおもちゃにして弾くけどリフがカッコよくってキャッチーなので一発で好きになりました。

ビジュアル系の元祖だし今で言うと忌野清志郎に近いかもしれない⁈

 

<僕の会った時ぐらいのマークボラン>

 

めぐれる:70年代の洗礼をモロに受けてる世代ですね。

リアルタイムでグラムロック通ってるとかうらやましいなぁ。

 

バンヒロシ:中学3年の12月にT-REXの来日公演に行ったら、ライブの最後にGET IT ONを30分くらい演奏して、最後に泡を吹いて失神して担架で運ばれて、そのままコンサートが終わってしまった。

 

めぐれる:ぱたっと倒れるだけじゃなくて泡も吹くんですね〜。濃い演出だな〜。

 

バンヒロシ:今やったらすぐに嘘だってわかるんだけど、当時の僕は中学生で、ネットとかもないし前情報とかもない時代だし、演技ってわからんかったんです。

それで、すごい心配になって、終わってから楽屋口まで見に行って。

マーク・ボランは大丈夫なんやろか?まだ救急車来ないのかな?ってずっと待ってたんやけど、いつまでたっても救急車は来ない。

 

めぐれる:まあ、そりゃ来ないですよ。

 

バンヒロシ:で、大丈夫なんやろか?確かめに行こうと思って、楽屋口から中に入った。

 

めぐれる:え?入ったんですか?

ユーミンの時も思ったけど、バンちゃんは中に入る勇気がすごい。

私だったらおじけづいて入れない。

 

バンヒロシ Bambino 小野瀬雅生 クレイジーケンバンド

2018/3/18 拾得でのレコ発ライブ 右がバンヒロシさん、左が小野瀬雅生(クレイジーケンバンド)さん

 

バンヒロシ:中にはセキュリティーみたいな人がいて止められたんやけど、「マーク・ボランが心配で来たんや!マーク・ボランは無事か!?」って騒いだら、なぜか楽屋口まで案内してくれて。

 

めぐれる:意外な展開!追い出されるのかと思ったら。

 

バンヒロシ:楽屋のドアを開けたら、マーク・ボランはミッキー・フィンとワインで乾杯してた。

 

めぐれる:さすがマーク・ボランや!絵に描いたようなロックスター!

 

バンヒロシ:それでマーク・ボランに詰め寄って。

マーク・ボランはなんや?この子供は誰や?ってなってたんやけど、心配してたんやでって伝えたら、わかってくれて。

すまなかったなって、サインを書いてくれた。

 

マーク・ボランサイン

 

めぐれる:良い話ですね。

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バンヒロシ:この時に生まれて初めて、ロックンロールショービジネスの世界を理解し、エンタテインメントってそういうことってわかった。

 

めぐれる:ロックの真実をマーク・ボランに教わったと。

 

バンヒロシ:あと、マーク・ボランはライブ終わってからブーツ脱いでて、中学生の俺と身長が変わらなくってビックリした。

 

めぐれる:

 

(写真:渡辺宏紀)


バンヒロシTwitter


4/21(土)JET SET 京都店 インストアイベントにバンヒロシがDJで登場します。

豪華メンバーがお昼から1時間ずつ店内でDJを担当します。
バンちゃんは19時からのトリを担当。
もちろん無料でお楽しみいただけますので、レコード探しがてらどうぞ。

14:00 【DJ】キングジョー
15:00 【DJ】福富優樹 (Homecomings)
16:00 【DJ】オオルタイチ
17:00 【DJ】CE$
18:00 【DJ】tofubeats
19:00 【DJ】バンヒロシ


JET SET ホームページ


Bambinoニューアルバム「お座敷ロック」

お座敷ロック バンヒロシ bambino バンビーノ
BAMBIPHONE RECORDS BFRB-14 定価2200円(税抜)

バンヒロシ還暦祝いアルバム・Bambino「お座敷ロック」が4月11日に全国発売と相成りました。

ヒロシ還暦!

スウィートお座敷ロックンローラー、バンヒロシ率いるBambinoの新作アルバムが完成した。

敷居は低く、志は高く!その意思を込めたタイトル曲「お座敷ロック」、バンヒロシが19歳の時に結成したバンド・アップルドールズのデビュー曲「あの娘に投げKISS」と 2003年にセクシー歌謡ユニット・ラブハンター熱い肌に提供した「赤いブルースの女」のセルフカヴァー、バンビフォンレコードの秘蔵っ子・Sayoko-daisyとのコラボ曲「シング・ ア ・ソング」、Bambinoの新境地とも言える「生命のうた」「ジェレミー」と、捨て曲ナシ・名曲揃いのアルバムである。

昭和歌謡のアナログ感と平成ダンスビートのデジタル感をミックスした多幸感溢れるサウンドはますます進化し、次の時代をも予感させる極上のポップス幕の内弁当だ!

 

Bambino バイオグラフィー

2000年
<bambino>結成。
ゲリラ的ライブを行う。
2001年
4曲入アナログ盤『il bambino ed Rock』をlove time recordsよりリリース。各方面より絶大な評価をうける。
2002年2月
『バンちゃんとロック』レディメイド524レコードより復刻。
2002年4月
『SMASH HITSのスチャラカ・デイズ』CD
2002年5月
『il bambino ed Rock』CD『スマッシュ天国』CD『Smash Hitsのスチャラカ・デイズ』CDをlove time recordsよりリリース。
2003年
勢力的に全国ツアーを展開。
2004年1月
『恋がバンバン』7inchリリース。
2004年6月
『happy set』bambinoファーストアルバムCDリリース。
2008年11月
『ロックンロール・スキヤキ・スウィンドル』bambinoセカンドアルバムCDリリース。
2012年3月
『BAMBINO EP』 をリリース。
2015年3月
アルバム『ウィズ ポップ』 をリリース。

2018年4月

アルバム『お座敷ロック』をリリース

 

バンヒロシ バイオグラフィー

1976年
京都のインディーズレーベルより<appledolls>として『あの娘になげkiss』でレコードデビュー
1978年
京都にてbar 『万歳倶楽部』創業。
坂本龍一、アナーキー、陣内孝則、ジョニー大倉、町田町蔵(康)、藤山直美等と交流を深める。店に集まった仲間と歌謡ロカビリーバンド<Smash Hits>を結成。
1979年
月刊宝島にて「京都てなもん屋通信」を執筆。
<Smash Hits>DIAMOND HEADSRECORDINGよりヴィーナスの弟分として『テル・ミー/恋のハリキリ・ボーイ』でデビュー、これより3年間東名阪でライブ決行。小林旭、近田春夫、東京ブラボー、スクーターズ、有頂天、少年ナイフ、キングトーンズ等と共演を果たした。TV「タモリ倶楽部」「おーわらナイト」にも出演、マニアックなファンに圧倒的に支持される。
1984年
名盤『バンちゃんとロック』発売。FM大阪にて「僕のかってでショー」オンエアー。
当時ピチカートファイブだった小西康陽とのDJバトルやゼルダのサヨコとの音楽談義等でますますマニアックなファンを増やす。
1987年
京都でクラブパーティー「ア・ラ・モードコレクション」を展開。ピチカートファイブ、東京スカパラダイスオーケストラ、東京パノラママンボボーイズ、山口冨士夫 、アナーキー、ファントムギフト、近田春夫とビブラストーン、ランキンタクシー、大貫憲章等を呼んでのパーティーをオーガナイズ。京都の80年代のサブカルチャーの黒幕として名を馳せる。
1999年
アコースティックでのライブ活動開始。
2000年
またDJとしてミクスチャーパーティー「クラブエデン」をオーガナイズする。

2010年
安藤明子「オレンジ色のスカート」プロデュース
2011年より自身の名を冠した音楽バラエティ授業 バンヒロシ大学を設立する。
以後 Bambinoの他DJ、イベントオーガナイズ、弾き語り、司会と多機能に活動している。

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