竹上久美子「きょうの、おみやげ」第4回~アクセサリーブランド「ハップヒントン洋物店」のCM動画ができるまで~

 

●「きょうの、おみやげ」とは・・?

京都在住の音楽家・竹上久美子(たけがみくみこ)が、赤裸々な文章と共に、毎月その季節に合った『おみやげ』を紹介するコーナー。

6月から定期開催中のイベント「Omiyage」や、7月22日に開催する夏FES「これフェス」関連の出店ショップをはじめ、作り手の顔が見えるおすすめをご紹介。コラムの最後には「音みやげ」として、お店と一緒にコンセプトを共有して制作した渾身の新曲動画も公開。

「京都人らしくない京都人が紹介する、ガイドブックには載っていないおみやげ」をテーマに、毎月更新予定です。

 

●第4回~アクセサリーブランド「ハップヒントン洋物店」のCM動画ができるまで~

いきなりですが、今回は欠点の話から。いつも『自分の悪いところだな』と思うところのひとつに、『やりたいことが1秒後に変わる』というのがあります。

例えば、『次のライブでは、こういうアレンジでこの曲を何曲目に歌う』と決めていても、実際ステージに立ってお客さんを顔を見てピンと来てしまったら、『あ!やっぱりアレンジ変えたい!イントロなくして歌はじまりのほうがグッと刺さるかも!』と思った瞬間、気持ちが止められない。

そのまま歌いはじめてしまい、後でメンバーからは『サイコパスかよ!』と突っ込まれたり、いきなり違う曲をセットリストに組み込んでPAさんを困惑させてしまったり・・。

「なぜ?」と聞かれても、「そうしたいと思った瞬間、体が動いてしまった」としか言いようがなく、「Yesterday’s Curry」という曲の冒頭の歌詞でも、そんな日常を歌っています。

 

「Yesterday ‘s Curry」

昨日の夜はカレーを食べたいと思って 真夜中 100円ローソンで買い物をして

せっかく作ったのに 朝陽がのぼるころ 何だか嫌になって ぶちまけてしまいたいのさ

(中略)約束してると 突然 変わるから 何にも言わないで

さて、話をコラムに戻しますが!

ここで公開していく「音みやげ」動画についても、最初に「おみやげを紹介したお店で、新曲動画を演奏する」と決めたはずなのに、第4回で、もう違うことをやりたくなってしまいました・・

今回から何と、「お店のCM動画を作る」というテーマに変更。

 

今回は映像担当の浜ちゃんとも意見が一致して方向性を変更したのですが、浜ちゃんと制作していて「いいな」「合うな」と思うところは、このスピード感やなぁ、と改めて思いました。

「いい!」と思うアイデアがあれば、どんどん試す。「今日作った曲を、明日録って、来週映像にする・・」みたいなアウトプットの早い現場が、自分にはしっくりくるなーと改めて思いました。

 

 

もちろん、宅録やミックスのスキルはあまりないし、スピード感を重視して出演まで私がしてしまったので、ところどころ演技や音作りには突っ込みどころがあるものの、映像としてはとっても良い作品になりました。

何より、ハップヒントン洋物店のyu-kariさんがすごく喜んで下さって、その姿を見た時に、「ああ、私が生きている意味はここにある」と、大袈裟じゃなく思ったのでした。

子育てをしながら音楽活動を続ける中で、「生きている意味」とか「なぜ歌うのか」を問う曲が増えてきました。音楽講師の仕事も、子育てもそうですが、結局は「人の喜ぶ顔が見たい」という所に、自分のエネルギーの源がある。

その、原点について思い出すことができる、良い現場でした。yu-kariさんが作る、鮮やかなアクセサリーの色からインスピレーションを受けて、CM用に「I・RO(いろ)」という曲を書き下ろしたのですが、この曲の歌詞にも今の自分の気持ちが詰まっていますので、ぜひ一度動画をご覧いただけたら嬉しいです。

 

●「きょうの、音みやげ」

 

アクセサリーブランド「ハップヒントン洋物店」のWEB CMを作りました。

 

 

・撮影場所: Star Eggs Cafe

・音楽制作・出演:竹上久美子

・映像:浜田淳

「I・RO」

こころ と からだ
つながら ないの
わたしは だれか
どこに いるのか
なにが ほしいか
てにとって かんじたい
あたたかな いろ
あざやかな いろ

なぜ いきてるの
なぜ はたらくの
なぜ きかざるの
なぜ おわるのに なにを のこすの?
てにとって かんじたい あたたかないろ
あざやかないろ これは わたしの いろ

 

●お店について

中学生の頃から、もの作りを志していたというyu-kariさんが、2016年に開始したお店。

オンラインSHOPでの通販と、イベントへの出店での販売が軸になっていますが、最近は特に出店に力を入れているとのこと。

 

 

 

最初に作品を見せていただいた時に感じたのは、とにかく「色がきれい!」でした。

宝石みたいにキラキラ輝くボタンと、丁寧に縫い付けられたビーズたち。

CMでは、実際にyu-kariさんが縫い付けるシーンも撮影しましたが、ずっと見ていられる丁寧な仕事。

“美味しそう”×”懐かしい” といった コンセプトのもと作られたアクセサリーを身につけると、物語の登場人物になったような、すてきな魔法にかけられます。

軽くって、つけやすくって、存在感ばっちりの作品はインスタでも公開中なので、見てみてくださいね。

 

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「ハップヒントン洋物店」ホームページ


「ハップヒントン洋物店」インスタグラム


 

そして!CMの中でも「手にとって 感じたい」と歌っている通り、やっぱり実際に手にとって選んでほしい、そんな作品です。

ハップヒントン洋物店は、竹上久美子と素敵な仲間たちが開催する夏フェス、「これフェス2018~なつやすみ~」に、出店していただきます。

元々は、パーソナリティーを務めているラジオ番組の5周年を記念し、「なんか、やろうぜ!」と勢いでスタートしたフェスですが、3年目を迎える2018年は、これまでのライブハウスという枠組みを飛び出し、京都市北区の洋館「紫明会館」で初開催。

”しあわせな夏の一日”をテーマに、ライブはもちろん、おいしい食べ物、マルシェやワークショップ、つめたいビールに、かき氷・・と、子どもから大人まで楽しめる一日を目指します。

わたしが主催ということもあって、毎年開催場所やコンセプトが変わっているのですが、それを「進化」というポジティブな方向に捉え(笑)年々より良くなっている実感があります。

コラムの冒頭では、『やりたいことがすぐ変わる』というのを欠点と捉えましたが、ハップヒントン洋物店のCMが素敵な作品になってyu-kariさんが喜んでくれたように、結果として誰かが喜んでくれたら、それは欠点ではなくなるのかも?という思いもあったりします。

移り気な自分の心と、それをコントロールできない弱さが嫌になって落ち込むこともありますが、「来てくれる人に喜んでもらいたい!」という想いがあるからこその、新しいことへの挑戦です。タイムテーブルも発表され、泣いても笑っても、あと数日で本番です。

この日、ここにしかない、そんな時間を共有したいと思い、スタッフ一同全力で走りますので、ぜひともお越し下さいませ!

 

~イベント概要~

2018/07/22(日)「これフェス2018~なつやすみ~」

会場:紫明会館https://www.korefes.info/access/

OPEN 12:30 / START 13:00

料金:前売り券 ¥3,000 /当日¥3,500

※別途要1ドリンク(\500)

※小学生以下無料(未就学児はドリンク代も無料)

※学割あり 前売り¥1,500/当日¥2,000(受付で学生証をご提示下さい)

 

出演

~音楽~

・竹上久美子band set

・ツバクラメ星屑オーケストラ

・Turntable Films

・原田茶飯事

・フライデイフライデー

・シライリゾートオーケストラ(アフターアクト)

~出店~

・ダレカん家(Food)

・カジタノオカシ (自然派お菓子)

・西喜商店(青果店)

・アトリエゴタンダ (アクセサリー/ワークショップ)

・ハップヒントン洋物店 (アクセサリー)

・ひなげし(こども服)and more!

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チケット予約先

これフェス公式サイト予約フォームhttps://www.korefes.info/reserve/

各出演者・出店者からの取り置き

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