誰そ彼は[第2回]「ゆっけちゃん(お茶の間ファミリーバンドはるぼんず)」

ゆっけちゃんめぐれる誰そ彼は
 

3人家族全員がバンドメンバーという「はるぼんず」は、京都の二条界隈を拠点にバリバリ活動しています。

お父さんが踊って、お母さんがアコーディオンをずんちゃか、小学5年生の息子がパーカッションをどかどか。

しかも3人全員で唄っちゃう!

関西人独特のノリの良さと肩肘(かたひじ)はらないゆるさ、音楽を楽しんでいるのがひしひしと伝わる笑顔溢れるステージ。

それを見て思った訳です。

『家族でバンド組むって最強のファミリーレクリエーションなんじゃなかろうか?』と。

『家族てバンド組むって、遊園地より、家族旅行より、楽しいんじゃなかろうか?』と。

何がどうしてこうなったのか知りたくてたまらないので、はるぼんずのお母さん&アコーディオン&ボーカルを担当する、ゆっけちゃんにお話を伺いました。


子供を1人にできないんでベビーカーごとステージに

 

はるぼんず ゆっけちゃん
左から旦那さんのGo_To_あきらさん、息子さんのはるきくん、ゆっけちゃん

 

—はるぼんずのメンバー紹介をお願いしても良いですか?

 

ゆっけちゃん:はい。

はるぼんずは、私がアコーディオンで、息子のはるきがカホン。

旦那さんのGo_To_あきら(ゴートゥーアキラ)がパフォーマーとして曲中に漫談を入れたり木魚叩いたりオチを担当。

自分たちのことはみんなには「お茶の間ファミリーバンド」って説明してます。

 

—はるきくんは今おいくつなんですか?

 

ゆっけちゃん:11歳の小学5年生です。

 

—まだ小学生なのに堂々たるステージングですよね。

 

 

ゆっけちゃん:もともと私はギターの弾き語りをやっていたんですけど、子供が生まれて子育てに専念しようと思っていたら、旦那さんが「音楽が好きやったらやればいい」って後押ししてくれて。

 

—理解のある旦那さんですね。

 

ゆっけちゃん:それで、はるきが生まれて1歳の時に音楽活動を再開したんですけど、子供を1人にできないんでベビーカーごとステージに出演したのがきっかけで。

客席に1人で置いてたら危ないから、ベビーカーごとあげちゃえ!って思って。

 

—わ〜!斬新(ざんしん)すぎ!

 

ゆっけちゃん:いつも楽しそうに一番ノリノリで聴いてくれるので、はるきをメンバーとして迎えようと思って、タンバリンを持たせてみたんですけど、これがまたいいタイミングでタンバリンを叩くんですよ。

曲が終わったタイミングで叩いてくれたりして。

 

—1歳の頃からパーカッション担当だったんですね!

 

ゆっけちゃん:ピアノを担当してくれたこともあります。

 

—ピアノですか?

 

ゆっけちゃん:もちろんはるきは全然ピアノなんて弾けないんだけど、当時私がやっていた音楽はアシッドフォークみたいな音楽だったので。

アコギをエフェクターで歪ませたノイジーな音楽だったので、それに合わせてはるきにじゃんじゃんピアノを弾いてもらって。

路上ライブで2人で寝っ転がって唄ったりとかもしたなあ。

 

—はるぼんずは、ゆっけちゃんとはるきくんのユニットからはじまったんですね。

 

ゆっけちゃん:やりはじめたのは2人だったんですけど、それを見た旦那さんがずっと僕も出たいなって言ってて、すごい参加したがってくれたので、じゃあ一緒にやろうかっていうことになって。

 

—旦那さんは元々音楽をされてる方だったんですか?

 

ゆっけちゃん:全然。

ただ、話で聞くところによると、友達の結婚式の二次会で裸にエプロンでダンスを踊ったりしてたらしいので、パフォーマーとしての資質があると思って。

 

—やればできると。

 

ゆっけちゃん:ダイヤモンドの原石だとはうすうす感じてたんですよ。笑

 

—はるぼんずが誕生したのは正確にはいつなんでしょうか?

 

ゆっけちゃん:はるぼんずっていう名前になったのは、何か出し物して欲しいって声をかけてもらって、当時暮らしていた地区の子育て広場でパフォーマンスした時だから……

はるきが幼稚園に入る前で、確か2歳の時かな?

なので9年前ですね。

 

—来年10周年なんですね。はるきくんが場慣れしている理由がわかりました。

 


私は筋肉少女帯が好きで、旦那さんは山下達郎が好きで

 

ゆっけちゃんめぐれる

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—ライブではカバーとオリジナル曲を織り交ぜて、みんなに楽しいライブを披露してくれるはるぼんずですが、オリジナル曲はゆっけちゃんが作ってるんですか?

 

ゆっけちゃん:うちは全員作曲するんですよ。

3人それぞれ違うタイプの曲を作るんで面白いです。

旦那さんも音楽やってきてないのに、キャッチーで良い曲作るんですよ。

旦那さんがお風呂で唄ってる鼻歌を録音して、それを広げていってそこから私が仕上げたこともあるし。

みんなで会話しながら曲を作ったりもするし。

それがうちの一家団らんみたいなとこがありますね。

 

—音楽の趣味が合うんでしょうね。

 

ゆっけちゃん:実は夫婦の音楽の好みは全然違うんです。

私は筋肉少女帯とかナゴム系、クラブミュージック、ヘヴィ&ラウド系(ミクスチャー)なんかを通って来てるんですけど。

 

め:めちゃくちゃ濃いですね。

 

ゆっけちゃん:あきらさんは大瀧詠一とか山下達郎とか。

 

—本当に全然違いますね。

 


家族で音楽をやっているのが私にとっては一番自然なこと

 

—家族でバンドを続けることで大変なことってありますか?

 

ゆっけちゃん:私は子供の頃から習い事で新体操とエレクトーンをやっていたので、ステージに立つことは日常で。

人前で披露することは自分の中では普通だったんです。

だから、ライブをすることが日常で。

大変とか特別なことっていう意識はあまりないかなあ。

 

—なるほど

 

ゆっけちゃん:小さい時からずっと大好きで、中学や高校時代は心の支えで。

音楽がある生活が当たり前なんです。

なので、家族で音楽をやっているのが私にとっては一番自然。

会話をするのと同じように音楽があるんです。

食べる、寝る、とかの延長線上に音楽があるというか。

 

—音楽のあり方はずっと変わらない?

 

ゆっけちゃん:自分にとっての音楽の大きさは変わらないけど、あり方はずいぶん変わった気がします。

高校生の頃は音楽は私にとって特別なもので非日常の象徴だったけれど、旦那さんと子供とまわりにささえてくれる人がいる中で、今の自分に必要なのは現実逃避的なものじゃなくて、日常に溶け込む音楽なので。

 


テレビからはるぼんずの曲が流れるのが聴きたい

 

 

—はるぼんずで活動していく中で目標や夢ってありますか?

 

ゆっけちゃん:あります!

テレビからはるぼんずの曲が流れるのが聴きたいです。

みんなのうたとかおかあさんといっしょで曲を使ってもらえたらいいなあ。

 

—わあ、みんなのうたとか似合いそう!

 

ゆっけちゃん:はるきの学校に行った時にお友達がはるぼんずの曲を口ずさんでくれてたりすることがあって、めっちゃ嬉しくて。

テレビとかラジオで曲がかかって、いろんな人が唄ってくれたらいいなあ。

 


はるぼんず&ゆっけちゃんのイベント出演予定

 

レギュラーイベント

『ゆっけちゃんのうたごえ広場』@二条ハイどうぞ

姉小路通千本から西へ約100m 毎月第3土曜15時〜 ゆっけちゃんのお店〝せるろいど〟の焼き菓子&コーヒー付500円

 

近日開催予定のイベント

10/28土 BiVi二条&三条会商店街にて『二条ハロウィン』開催

11時 チンドン練り歩き(BiVi二条スタート→三条大宮公園まで)

13時〜Live&仮装ファッションコンテスト※はるぼんずは16:30〜

17時〜パレード(三条大宮公園スタート→BiVi二条まで)

※皆さまも是非仮装をして、楽器をお持ちの方は楽器を持ってパレードにご参加下さい🎃

ぞんびゆっけ2016

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清水はなこ
About 清水はなこ 28 Articles
めぐれるの文章を書いている人。 京都生まれの京都育ち。 だが、旦那が転勤になり2017年の春より東京在住。 座右の銘は「三度の飯よりロッカバラードが好き」。 趣味はセルフリノベーション。