手帳拝見とは
使い方のヒントが詰め込まれた、素敵な手帳の実例を集めたコーナーです
「手帳拝見(てちょうはいけん)」は、その名の通り、誰かの手帳やスケジュール帳、日記帳などを覗き見させてもらうコーナーです。
人の手帳をチラ見して、使い方のアイデアや、手帳を書く楽しさを、ご自分の生活に取り入れちゃってください。
第1回目の手帳を拝見させていただくのは、RumikoWorks(るみこワークス)さんです。
2人の息子さんを育てながらのアルバイト勤務のかたわら、SNSを通してイラストを発表したりクリエイターズマーケット出店などの創作活動もされています。
RumikoWorks(るみこワークス)さんの手帳は、息子さんとのやり取りや、職場での人間関係(!?)などが日記のように綴られていて、かわいいイラストを楽しむと同時にRumikoWorks(るみこワークス)さんの等身大の生活を垣間見ることができる、人柄が滲み出た手帳になっています。
元々、インスタグラムにご自分の手帳を公開されているRumikoWorks(るみこワークス)さんのファンだったので、第1回に登場していただけて本当に光栄です。
SNSを通して、手帳をクリエイティブな表現の場所として使っているRumikoWorksさんの手帳を拝見
—自己紹介をお願いします
RumikoWorks(るみこワークス)です。
三重県生まれ、愛知県在住。
名古屋造形芸術短期大学卒。
広告デザインのお仕事をしていました。
子育ての時期に専業主婦になりましたが、絵を描くことが大好きなので、現在は某大学内でアルバイトをしつつ、その傍らで地味にクリエイター活動をしています。
また手帳に日々の出来事をイラスト入りで記入してInstagramに投稿したりしています。
—RumikoWorksさんの手帳を拝見させてください。
いま使っているのは「ほぼ日手帳weeks」と「Filofax バイブルサイズ」です。
ほぼ日手帳には水彩絵の具などを使ってイラストなどを描き、自分を表現する場として楽しんでいます。(笑)
システム手帳の方は、文字ばかりの記入でまだまだ使い方を模索中です。
(今回掲載させていただいているお写真はほぼ日手帳weeksを拝見しています)
—この手帳を選んだポイントは何でしょうか?
これまで1日1ページのほぼ日手帳を何度も使いましたが、白紙ページも多く毎年挫折していました。
ウイークリー手帳なら書き込み量も自分に合い、ストレスなく使えそうだと思い、これを選びました。
見開き1週間というスペースが私の手帳に接する時間にちょうどよいサイズ感だと最近わかりました。
毎日早起きをして息子たちのお弁当を作り、家族を起こすまでの短い時間が自分の時間。
至福の手帳タイムにしています。
ササっと書けるようにペンも絵具も手帳の側に置いています。
—手帳のお気に入りポイントを教えてください。
ほぼ日手帳はトモエリバーの紙質に惚れ込んで使っています。
水彩絵の具で描いても破れないし乾きも早いんです。
そしてほぼ日の社長:糸井重里さんのファンなのです…(小声)。
システム手帳については、持ち歩く時に使う量のページだけにできるから。
書き間違えたときに新しい紙に差し替えができるから。
この辺になんとなくA型の性格出てるかも?
<ファンは固唾を飲んで見守った、新人バイト「採用すぐに長期欠勤事件」など、見栄を張らずに等身大の生活の様子を報告してくれるのが、読者には楽しい>
—手帳の相棒があれば教えてください。
ペンはサクラピグマを使用していましたが、最近はロットリングイソグラフを気に入って使ってます。
高耐水性なのがポイントです。
ロットリングイソグラフは初期投資は高いのですが、インクを注ぎ足せるので長い目でみると経済的です。
彩色はホルベイン透明水彩とダーウェントインクテンス水彩色鉛筆です。
透明水彩絵具はパレットの上で混ぜるといろんな色になります。
そして固まっても水で溶かして使うのでこちらも経済的。
たくさんの色のペンを買うより場所も取りません。
筆はステッドラーの水筆。
これも水入れ容器要らずでどこでも持ち歩けて便利です。
ダーウェントインクテンスは描いたあと筆で濡らして、乾くと耐水性になるのがお気に入りです。
—手帳はあなたにとってどんな存在ですか?
いろんなものがデジタルに変わってきた現代にアナログの良さを見つけた感じです。
そして手帳は過去の記録や未来の計画を書き込むノートとして使うだけでないことも使っていて知りました。
私は手帳を使い、それをSNSに投稿することでたくさんの方と知り合うことができました。
私の手帳は国境を越えて世界中の人と知り合えるツールになりました。
「なんて楽しい手帳ライフ!」と実感する毎日です!