アマゾンエフェクトって?

コラム
 

アマゾンエフェクト

2017年日経MJヒット商品番付が発表されましたね。

東の横綱に「アマゾン・エフェクト」が選ばれました。

西の横綱は「任天堂ゲーム機」。

約7カ月で763万台販売の「ニンテンドースイッチ」と約1カ月で200万台を販売の「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」だったことから「任天堂ゲーム機」が堂々の西の横綱に選ばれたそうです。

その他の番付は以下の通りでした。

西
アマゾン・エフェクト 横綱 任天堂ゲーム機
安室奈美恵 大関 AIスピーカー
GINZA SIX 関脇 ゾゾタウン
シワ取り化粧品 小結 睡眠負債商品
N-BOX 前頭 株高
Abema TV番組 ウーバーイーツ
iPhone X ハンドスピナー
うんこ漢字ドリル 「君の名は。」映像ソフト

ところでアマゾンエフェクトって何なんでしょう?

バタフライエフェクトみたいなものでしょうか?

商品なんでしょうか?

そこで、少し調べてみました。

 

アマゾンが事業領域を拡大していく過程で、既存の企業・産業が飲み込まれていく現象を

「AMAZON EFFECT(アマゾン・エフェクト または アマゾン効果)」

というように呼ぶようになった造語だそうです。

わかりやすく言えば小売が業績を急激に悪化させてアマゾンの濁流に飲み込まれていく感じでしょうか…。

 

さて、アマゾンの大躍進。関連して2017年に起こったことはなんでしょう?

  • 6月に137億ドルで高級スーパーのホールフーズ・マーケットを買収!

  • 9月にアメリカのトイザらスが連邦破産法11条の適用を申請…

  • ギャップも約200店を閉鎖!!

(ちなみにユニクリの柳井社長は「アマゾンには出店しない!」と言っています。)

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アマゾン拡大化でダメージを受ける株式銘柄を集めた「アマゾン恐怖銘柄指数」もあるそうです!

恐ろしい!

クレディ・スイス予測によると17年アメリカで8640店の小売店が閉鎖されるそうです。

生鮮など取扱商品を増やして消費者の生活を便利にしていくこの方向はますます加速しそう。

自宅のキッチンに居ながら「Amazon Echo」に話しかけて、音声アシスト「Alexa」を使ってクックパッドからレシピを拾って家庭から食料品を注文というようなことが普通になる日は近いでしょうね。

もっと言えば、産地直送も可能かもしれないですね。さてこれからどうなるんでしょうか?

 

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