大島賢治さんは、元ザ・ハイロウズ、元忌野清志郎&2・3’sに所属していた、日本が誇るドラマーです。
近年は、シシドカフカ、藤井フミヤのサウンドプロデュースも手がけ、実はギターで弾き語りなんかもしちゃう多才な人なのです。
ドラム参加したアーティストは
⽯塚英彦(ホンジャマカ)、INORAN (LUNA SEA) 、⽯田長 、 石橋凌(ARB)、ウルフル ケイスケ(ウルフルズ)、梅津和時 、FTIslnd 、加藤和樹 、北川悠仁 (ゆず) 、木村充輝(憂歌団)、近藤房之介 、斉藤光浩(BOWWOW) 、 トミー(氣志團) 、中村耕⼀(exJAYWALK) 、花⽥裕之(ルースター ズ)、藤井フミヤ、藤井尚之(チェッカーズ)、BEGIN 、 etc [アイウエオ順](ホームページから引用)
ドラマーって縁の下の力持ちっていうイメージがあるのですが、この錚々たるメンバーを見る限り、大島賢治さんは超力持ちじゃね!?
ファンの一人として、大島賢治がすごいことを知らしめたい!!
1.
THE HIGH LOW(ザ・ハイロウズ)
日曜日よりの使者
ロックファンなら誰でも知ってる、元ブルーハーツのヒロトとマーシーが解散後、1995年に結成し2005年に解散したロックバンドです。
初期はルーツロックへのオマージュが強かったが、中盤あたりから青春パンク色が濃くなっていきます。
この曲は1995年リリースのファーストアルバムに収録されていたが、2004年にシングルカットされた長く愛される名曲です(2002年にHONDAの企業CM、2004年に映画「ゼブラーマン」の主題歌、2014年にはアサヒビールのCM)。
サウンドに関してはある意味ハイロウズらしくない、アコースティックギターじゃかじゃかの手拍子がなごむ、ほっこりサウンドなのですが、ヒロトらしいおおらかさと繊細さが同居する素敵なメロディーと歌詞の名曲だと思います。
2.
忌野清志郎&2・3’s
お弁当箱
すみません、私の好みでほっこりミディアムナンバーが続きます。
1991年から1994年に活動していた、ボーカルが忌野清志郎、ギターが山川のりを(現ギターパンダ)、ベースが中曽根章友(元ローディーでベース初心者)にドラム大島の4ピースバンドです。
この「お弁当箱」は清志郎のラブソングの中でも、最高峰なのではないかしら?
私は中学生だったのですがこの当時すでに清志郎に入れあげていたので、リアルタイムでアルバムを買って聴いていて、初恋もまだだったけれどこんな風に、誰かが私のことを好きになってくれる日がくるのを夢見ながら聴いていました。
歌詞を聴いて欲しい1曲です。
3.
藤井フミヤ
GIRIGIRIナイト
2016年10月にリリースされた藤井フミヤのアルバム「大人ロック」は、大島賢治がサウンドプロデュースを手がけています。
リードトラックとなったこちらの曲は大島賢治作曲、藤井フミヤ作詞。
フミヤの明るくて甘い歌声は、オールドファッションでご機嫌なロックがとても似合うなあ。
2016年、私が音楽を聴くきっかけになったチェッカーズの藤井フミヤと、中学の頃夢中で聴いた忌野清志郎&2・3’sの大島賢治がタッグを組んだんです。
勝手にめちゃくちゃ盛り上がりました。
2009年のF’S cinema以来7年ぶりにアルバム購入しましたが、ガチでマジで名盤です。
4.
シシド・カフカ
バネのうた
朝ドラ「ひよっこ」への出演など女優としても大注目のシシドカフカさん。
実は大島賢治さんが以前からサウンドプロデュースをされています。
大島さんが作曲している曲もあるのですが、あえてこちらを。
あれ?ヒロトっぽくない?と思った方、ご名答。
甲本ヒロト作詞作曲&ボーカル参加の曲です。
ハイロウズが解散して10年。
この2人が表舞台でタッグを組んだのが嬉しくてしゃあないのは私だけじゃないはず。
5.
三宅伸治BAND feat 山崎まさよし
Superstition
三宅バンドは、大島さんが2017年現在も加入しているバンドで、三宅伸治(元タイマーズ ギターボーカル)、高橋“Jr.”知治(ベース)のロック好きの大人にはたまらないメンバーによる3ピースバンドです。
検索したら山崎まさよしと共演していて、スティービー・ワンダーのカバーをしているライブ動画があったのでアップ。
山崎まさよしはこの曲が得意みたいで、ナニワサリバンショーでも歌っていたし、他でも何度か歌っているのを見かけてます。
みんなカッコ良くて見応えのあるセッションだと思います。
6.
加藤和樹
家庭教師ヒットマンREBORN 主題歌「Easy go」
大島賢治さんファンでも知らない方も多いかもしれないのですが、ミュージカルテニスの王子様(通称テニミュ)で、一躍人気者になった俳優で声優で歌手の加藤和樹のプロデュースもされています。
人気アニメのオープニングになったこちらの曲、作曲も大島賢治です。
疾走感と恍惚感が気持ちの良いアップテンポナンバーです。
7.
OOT
we are OOT
TETSUYA TERRY NIBE(ギターボーカル)と大島賢治が2015年に結成した、現在も活動中のユニット(バンド)です。
私はこのギターボーカルのテリーさんを存じ上げないんですが、ホームページをチェックすると、OOTの他にテリーバンド、ワタナベマモルとのバンドをされているようです。
ルーツロックっぽい骨太な楽曲と、ギターとドラムというシンプルな構成が、バチバチかっこいいです。
実はライブ未見なのですが、多分ライブで見たらめちゃくちゃかっこいいんだろうなと予想しています。
8.
モンスターロシモフ
CHELSEA
京都のインディーズロックバンドモンスターロシモフが2016年に発売したアルバム「Knock Out!」のプロデュースも大島賢治さんが手がけています。
モンスターロシモフは、結成13年地道なライブ活動をずっと続けてきているバンドで、以前からカッコ良かったのですが、ここ数年今までの努力が実り始めたというか、なんか面白くなりそうな気配がプンプンするバンドのうちの1つだと思います。
MVを観て音楽好きさんならだいたい気づくと思うのですが、いでたちからメロディーから歌声から、清志郎リスペクトなのがそこかしこからプンプンしているバンドです。
大島さんがプロデュースしたことで、無駄がなくソリッドでバリバリ気持ち良いロックだし、かなり洗練された仕上がりになっていると思います。
3ピースバンドならではの音のシンプルさがかっこいいなあ。
MVもロシモフを応援する人たちが集って、みんなが酒を酌み交わす心温まる作品で、等身大でいいなあと思いました。
9.
石橋凌
エンドレス・ロード
伝説のロックバンドARBのボーカルであり、ヤクザ映画界のアイドル石橋凌さんが2017年にソロアルバム「may Burn!」を発売。
アルバムのレコーディング参加&2017年12月現在ツアー真っ只中のツアーバンドのドラマーが大島賢治さんです。
この曲が大島さんが参加した曲かどうか不明ですが、同アルバムからの動画がこちらしか見つかりませんでした。
石橋凌の歌は、いつ聴いても日本語が明瞭できっぱりしていて、こんなにかっこつけてるのに日本語の発音を崩さないところがしびれます。
10.
The Paisleys(ザ・ペイズリーズ)
21st Century
ザ・グッバイ(80年代に活躍したジャニーズのロックバンド)の曾我泰久さんがギターボーカル、風祭東がベーシスト、大島賢治がドラムの3ピースバンド。
現在も活動継続中か不明ですが、2015年にアルバムを出していました。
サイケというか、GS感というか歌謡ロック色が強いバンドです。
ベーシストが左利きなので真ん中がぱかっとわれて、大島さんの勇姿がよく見える動画です。
このリストを書いた人:清水はなこ
めぐれるの文章を書いている人。 京都生まれの京都育ち。 だが、旦那が転勤になり2017年の春より東京在住。 座右の銘は「三度の飯よりロッカバラードが好き」。 趣味はセルフリノベーション。